熱い想い
「こんなに広がっておいしそうにくわえてますね。」 息がかかってくすぐったい。あのような自分でも見たこと のない場所を他人に見られ悶える自分なぞ信じたくはない。 だが今の僕は違う。見られるだけではなく、そのように 恥ずかしいところを嘗められ、なぶられることに感じる 浅ましい堕落した人間になってしまったのだ。 「何考えてるのさ?」 突然下半身を力強く握られ我に戻った。みると横には 不機嫌そうな蒼の顔があった。 「ほーら、深春が真剣にやらないから若は退屈してる じゃないか。もっとしっかり抱いてやんな。」 途端に動きが激しくなった。追い上げる深春の汗と熱を 感じて身をよじる、逃げたい、でも逃げる事など出来ない。 僕をつないでいる深春の大きな物は今も僕の体内を 蹂躙しているのだから。 「はあ」 やっと深春が果てて離れてくれた。 少しでも動くと体内から2人の放ったものがこぼれ落ちて くる。股をつたうその感触に頬が熱い。 「そろそろ平気かなあ?」 「狭いけどよく慣れてきたから。」 「そうだね。広がるし柔らかいもんね。」 何を話しているのだろうか2人は? 「いかがですか?もう平気だと思いますが。」 蒼が誰かを隣の部屋から招きいれる気配。 誰かにこんな姿を見られたくない。きしむ身体を起こした 僕が見たのは意外な人物。 「じ、ジイ・・・」 そこに平伏していたのはジイだった。筆頭家老でこの城で 僕の唯一の味方である神代のジイ。 「若様、大人になりましたな」 ジイが顔をあげて僕を見つめる。その真剣な表情につい ひきこまれ動けずにいるとジイがにじり寄り、そして僕に 飛びかかる、獲物を見付けた獣の様に。 「ずいぶん待ちましたよ。最初から私のでは若を怪我させ ますしね。もう大丈夫でしょう。」 僕の身体をまさぐりながら器用に自分の裸をさらしていく ジイ。その股間にそびえたつ物。 それは蒼や深春の物より遥かに大きく堅くて・・・。 「うっ、裂ける・・」 「若、力を抜いて下さいませ。」 大きな砲弾が僕を切り裂く。その熱さとあまりの痛みに 無意識に身体が動く。その僕の手足をしっかり押さえる 蒼と深春。 「さあ、ご家老様、早く!」 「平気ですよ。散々2人でかわいがってきたんです。」 ズブリという音がした。大きく熱い物を感じる僕。 終わりの見えない快楽。もうだめだ。墜ちる・・・。 ジイは僕を傷つけまいと自分が仕立てた蒼と深春に 僕を抱かせたという。蒼と深春は主の命令で僕を抱いた のだ。しかしすぐに僕に真剣になったと真顔で僕を くどく。愛しているのだと。 こんな僕をそこまで思ってくれる人がこの世に3人も いるなんて。これほど嬉しいことはない。 稚児の蒼、忍びの深春、家老のジイ。 みんな僕の愛する人…。 《コメント》 稚児攻めシリーズ第三作であります。 のりぞおさん、水を得た魚になっております。 うう…中々定着せぬ我が身うらめし。 せめて壁紙を色々と試してみたり。