卒業記念

「やった 間に合った〜」
待ちに待った品がようやく3月の第2土曜日に僕の元
に届いた。
間に合わないかとハラハラしてたんだ。良かったよ〜
「わー すごい!!」僕が想像してたのよりか数倍も
いい物に仕上がっている。
「本当は来週なんだよなあ。」でもこんな楽しそうな
物を見たらすぐに使いたくなるじゃない。
「今晩使ってみようかなあ・・・」
その日の夜、約束通り僕の家に京介が夕食を食べに来
てくれた。京介に手料理を食べてもらい、食後の酒に
こっそりある物を混入する。
寝不足の京介ならこんな物いらないかな?
でもやはり暴れられても困るしぃ。
準備が整うまで楽屋裏は見せない方がいい。。。

「うーん」耳元でぺちゃぺちゃという音。
身体が重い。まさかこれが有名な金縛りか!
ぼんやりと目を開けるとそこには笑顔の蒼。
「蒼? ここは?」ええと、蒼の家でご飯を食べた、
そこまでは覚えているんだが。
身体を動かそうとして気付いた。僕の身体を拘束する
真紅のリボン。おまけに全裸!なんだこれは??
「蒼、悪い冗談はやめなさい。」
「冗談? 違うよ。僕はまじめだよいつでも。」
なんかとってもいやな予感がする。
蒼のこの満面の笑み。これを見せられた後はろくな事
がない。
「来週卒業式なんだ、僕。」
「そんなことは言われなくても承知しているが」
「卒業式の日に好きな子に第2ボタンをあげるんだ」
「はあ?」それは聞いたことがある。しかし、それと
この姿とどういうつながりがあるんだろうか?
「京介に第2ボタン貰って欲しくてさ。でも遠慮深い
京介はいらないって言うと思って用意したの。」
蒼が僕に見せてくれた物、それは・・・
「蒼! なんだこれは!!」
「便利な世の中だよねえ。自分のデザインしたこんな
物が本当に出来るなんてさ。」
蒼が手にする物。そ、それは大人の玩具というような
物で。しかもその物にはまるでボタンのような突起物
が無数についている訳で。。
「僕がデザインしたんだよ。これで僕の第2ボタンを
身体で味わってね。」
蒼がそれを持って近付いてくる。
「蒼、や、やめなさい!」
「大丈夫。京介寝てる内にほぐしておいたから。」
「あっ、アー」
拘束されている身では抵抗もままならない。
おまけに僕の身体はすんなりそいつを飲み込む始末。
「いい?動かすからね。」
にぶいウィーンという音。
僕の中を掻き回すそれに喘ぎ声をあげる僕。
こ、これでは蒼の思うままだ。
悔しい。でももう1度ついた炎は止まらない。
これを止められるのは蒼だけだから。

「うっ、くっ・・」
僕の下で嬌声をあげる愛しい人。
どうやら僕の用意した物を気に入ってくれたらしい。
「あっ いや、やぁぁ」
そうそう、ここが京介のイイトコロ。
白い身体がリボンに負けない位紅に染まる。
「あ、蒼、もう来て。蒼が・・ 蒼が欲しいよ。」
やっとおねだりしてくれた。
こんな強情なところも好きなんだけどさ。
そっと引き抜く。万が一にも彼が傷付くことなど無い
ように。
もう僕も我慢なんて出来ない。少し乱暴な位に沈めて
いく。
「い、いい。。」
喘ぐ声もきれいだよ、京介。
来週には僕も高校を卒業する。
京介にまた近付くことが出来るね。それが嬉しい。
絶頂の中の最後の瞬間、かすれた声で京介は僕にある
言葉を伝えてくれた。
「卒業おめでとう・・・」
《コメント》
マツコさんのBBSで頂戴したお題をその
まま戴いての競作。蒼、大きくなって…(笑)
流石に通販状況までは確認しておりませんが、
オーダーメイドの段階じゃあるかも知れんよ
なぁ…(汗)

卒業記念パート2

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