縛りつけられたい

ちゃぷんという音。
なにか暖かいものにくるまれているよう。
目を開けるとそこには自分の顔を覗きこんでいる蒼と
深春の顔があった。
「あっ、えっ」あわてて起き上がろうとするが身体が
うまく動かない。あげくに身体が沈んでなぜだか湯を 
飲みそうになった。一体どうしたことだろう?
「ちーと今日は頑張りすぎたなあ。失神したんで驚い
たよ。」にが笑いの深春。
「だから僕達でお風呂に入れたげたんだ。きちんと中
もきれいに洗ったから。」楽しげな声の蒼。
「そ、そう。。」いくらなんでも意識の無いまま入浴
させられるなんて。顔から火がでそう。
「和尚さまは明日は遠くの町まで法事があるからもう
寝たんだ。v
「あっ、明日は遠山さまの法事が。」
檀家さんの中でも遠山さまのところは昔からの旧家で
お布施も高額。お金で極楽にいけるとは思わないが。
「だあめ!京介はお寺でお留守番なの。」
「そうそう、あそこの家の餓鬼、京介に色目使いやが
ったんだ。危ない危ない!」
「オイオイ。。。」
「さあ のぼせるから出るとするか。」
深春に抱えられて風呂から出る。ふらふらする身体を
ささえて僕を丁寧に拭いてくれる蒼。
自分では立っているのもやっとの身体を布団に横たえ
ることが出来たのは彼らのおかげ。
枕に頭をつけた途端に深い眠りについた。
眠る前に考えたこと。明日は早起きして和尚さまと共
に法事に出掛けるんだ。

「蒼、これをほどきなさい。」
「だって、京介言うこと聞いてくれないんだもの。」
早起きをして和尚さまのお供をしようとしたがまんま
と蒼と深春に見付かってしまった。
あげくに罰だと両手をくくられ、本堂の太い柱に縄で
しばられ、更に・・・

「せ、せめてこれを取って。。」
「でもなあ、京介狭いから少し広げた方が楽だぞ。」
「尻尾みたいでかわいいよ。」
後ろにくわえたもの。
それはほのかに伽羅の香がする大きな張り型。
暴れても外れないようにと細紐を厳重に掛けられて。
「くっ、苦しい。」
「でもイイんでしょ。ココはこんなに素直なのに。」
そう、確かに僕の分身ははちきれそうに大きくなって
いる。赤く熟したそれからタラタラとたれる液体。。
「深春とふもとの町に買い物に行くから留守番してて
ね。あっ、もしかしたら屋根の修理をお願いした大工
さんが来るかも。」
「エッ!」
「平気だって。おとなしくしてれば留守だと思うし。
じゃあよろしく〜」
「あっ、蒼!」

蒼と深春が出ていってしまった。
ああ せめてこの手が自由になればと必死に不自由な
両手を動かすものの、縄にこすれて皮膚がひりひりと
痛くなるだけ。
おまけに身動きすると張り型がもっと体内に侵入して
くるようで。
「ああっ、いやあ」
こんな姿を他の人に見られたらと思うとたまらない。
でもそう思えば余計に下半身の熱がたまるよう。。
「ハゥ、イッ、イクゥ」
ついに前を触られてもいないというのに僕は白い情熱
を高々と噴出してしまった。。。
違う、こんな自分は知らない。

「きょうすけ、おい!」
「ほえっ」
気が付くと汚れた身体はきれいに清められ、布団の上
に横たわっていた。
「後ろだけでイッたんだろう。おい」
深春の声に素直にうなずいた。
そう、誰かにこんなしどけない姿を見られたらと思う
と消え入りそうな羞恥と共に途方もない快感を感じた
のは事実。
いや、誰かに見られたらではない。
この恥ずかしい姿を見て欲しいのはこの世に3人だけ
なんだ。彼らにならどんな自分でもさらけ出すことが
出来る。今度のことでそれを思いしった。

「いっ、イイ・・」
すっぽりと深春をくるむ僕。
僕の中で深春がうごめき育つ。やがてはじけて僕の中
は途方もない快楽に包まれる。
「おい、留守番にかこつけて昼間っからお楽しみか。
俺も混ぜろや。」
和尚さまがお戻りになったようだ。
僕の胸を撫で回す指の数が増えている。
「京介の中、熱くて狭い。気持ちいい〜」
僕を抱き締めてくれる2本の腕。
胸を撫で回す20本の指。
そう、素直になろう。
今はこの腕にすがりつきたいのだから。
「しかしなあ、もう少し広げる必要があるなあ。狭く
て食いちぎられそうだぞ。」
「明日から常にこれをはめてもらおうか。」
「うわあ 京介大変そう〜 頑張ってねえ。」
うっ、やはりすがりつくのは早計かも。。。
《コメント》
壁紙入庫のタイミングといい、入稿の
タイミングといい…邪まは以心伝心を
呼ぶのでしょうか?
因みに張り型について。
香木の他にもとろろ葵の粉末を練り上
げて造った品も有ったとか。潤滑油に
は丁子油を用いたそうです。



修行はつらいよ

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