うさぎさん危機一髪

目が覚めたら僕はうさぎだった。
貴重な本を神代先生に借りて夢中で読んだ3日間。
さすがに眠くなってきて崩れるように寝た覚えがかす
かにある。
そして目が覚めた時、何か頭に違和感を覚え鏡を見た
ら頭にうさぎのような白い耳がはえていた。
引っ張ると痛い。痛いと感じるということはどうやら
夢ではないらしい。
おまけに自分の服装を見てまたびっくり!
女性が着るような白い水着(しかも生地が少ないぞ)
黒い網タイツ、金色のハイヒール。
一体どうしたんだ?蒼や深春の悪い冗談か??

「ラビット!探したんだよおお」
部屋の扉が開いたかと思うと僕に抱きつく人。
「蒼?これは何の冗談だい」
「うんもお、冗談じゃあないよ! 勝手にお城抜け出
しちゃ駄目でしょう。さあお城に帰るよ!」
乱暴に僕を引きずっていく蒼。
玄関を出てまたびっくり!白い馬がひく馬車がある
じゃないか。
「ほら、早く早く!」何が何だか判らないままに馬車
に乗せられた僕。一体どうなっているんだろう。

「京介ー!!」
着いたところは本当に城だった。
驚いて声も出ない僕に飛び付いてきたのは・・・
「深春?」
頭に金色の王冠を載せまるでかぼちゃのようなパンツ
を履いているがこれは深春だ。
「心配したぞお。さあ早く!」深春が小脇に僕を抱え
急いで向かったその先は。。

「み、深春。なんでベッドがあるのかな?」
「ここはベッドルームだから。」
ベッドに押し倒された僕、うう絶体絶命かも。
「かわいいなあ 京介のここ。」
深春の手が胸元に忍び込む。もう片方の手は下の方。
「レオタードが濡れちゃうな。ここだけ」
「深春、せめて脱がせて・・」
震える声で告げると満足げに笑う深春。悔しいけど。
僕の素肌をまさぐる熱くて無骨な手。
もう我慢が出来ない。知らず知らずに声があがる僕。
恥ずかしい。けれど限界が近い・・・

「じゃあ深春だけいい思いしたんじゃない。ズルイ」
「でも俺だって本当にバニーの京介を抱いた訳じゃあ
ないんだぞ。なんか損した気分だ。」
目が覚めると愛しい人達の腕の中だった。
このおかしな夢の話をしたら2人共文句タラタラ。
「仕方ない。今度バイト先からバニーの衣装を借りて
くるか。」
「お城みたいなホテルねえ。どこにする?」
お、おい!2人て何の相談してるんだ!!
厭な予感に震える僕に向けられた2人の笑顔。
「大丈夫。ちゃんとセッティングするからさ。」
「京介にそんなおねだりされたら張り切らないと。」
ああ すごく厭な予感・・・


《コメント》
>こんな変身願望があるんか京介?(笑)
>しかし、かぼちゃパンツの深春って。。。(爆)
>この続きも出来るかも。。。(汗)
是非作って下さい(懇願)
この打ち合わせも多分ベッドの上だったんだろうなァ…
え?深春の部屋の布団の上で川の字で!(喜色満面)
こりゃ又お熱い事で。



うさぎさん危機だらけ

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