すれ違い

「ウッ、フゥゥ」堪えようとしても漏れる声。
自分の浅ましさには涙が出てくる。
「我慢強いんだね。声出してもいいのに。」
床に転がる僕の上から投げ掛けられる冷たい声。
「いつまで我慢出来るか楽しみだなあ。もうじきみんな帰ってくるし。」
目隠しをされて床に転がされてからもうどれ位時間がたったのだろうか?
「じゃあ僕はもう行くからね。バイバイ京介。」
足音が遠のいていく。まさか本当に帰った??

ささいな口喧嘩。
朝から僕を抱こうとする蒼に抵抗したのは厭だったからじゃない。
ただ恥ずかしかっただけ。
ゆうべも蒼の身体の下で散々乱れたというのに又朝からそんな姿を見られたくなかった。
いつもなら「仕方ないなあ」と笑って許してくれるのに今日は違った蒼。
「僕が嫌いなの。僕が子供だからごまかすの。」と荒れる姿など見たくなかった。
嫌がる僕を無理やり抱いた蒼に悔しくて涙が出た。
でも身体は心を裏切る。あおられて高ぶりやがて果てる自分の身体が悲しい。
その後目隠しをされ身体の自由を奪われて床に転がされた僕。
体内に微妙に暴れる物をくわえこんだままで。

「あっ、ひぃ」暴れる物の振動が強くなる。
もう吐き出す物なぞ無いというのに身体は高ぶる。
きっと今僕が出す物は透明な水のような物だろう。
そうまるで涙のように透明な物。。。
「あ、あお。もっ、もう許して」
絶対に口にすまいと決意していた言葉が出る。
そうだ、悪いのは僕。
蒼に抱かれるのが厭な訳ではないくせについ意地を張った僕。

「京介、ごめんなさい。」
体内で暴れていた物の動きが止まった。
限度を越えた快感に震える僕をしっかり抱き締めてくれる腕。
「ごめんね。僕子供扱いされたって思ったら悲しくなってそれであんな事。」
目隠しを外された僕の前には泣きべそ顔の蒼。
「僕の方こそごめん。恥ずかしかったんだ。あんな乱れた姿を朝日の中で見られることが。」
「それだけ? 僕のこと嫌いじゃないの?」
「馬鹿。僕が蒼のことを嫌いにな訳ないだろう。」
「ウン。。。」
「さあ早く片付けないとみんな帰ってくるよ。」
「そうだね。」
ああ これで解放される!
「でも1回位なら出来ると思うよ。」
「えっ!!」
蒼の指が僕の後ろに回る。今まで広がっていた蕾は楽々指をくわえてしまう。
「熱いよね、ココ。僕の指にからんで離してくれないしもう準備万端って感じ。」
こうして結局また抱かれてしまった。
まあ仲直りの抱擁ならいいとしようか。

 《コメント》
愛故の暴走、と言う奴ですか。
王道の京蒼もいいんですが、最終的に体を幼子に与える蒼京も捨てがたい。
京介がオールマイティーって感じですからねぇ。

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