俺の未来

今がチャンス!
こっそりとまとめた荷物を肩に、俺は窓から脱出を試
みた。静かに音をたてないように細心の注意を払う。
「どちらに行かれるのですか?」
背後からかけられた静かな声。うっ、心臓に悪いぞ。
「い、いや、ちょっと夜風に当たりたくて。。」
「では私もお供いたします。」
「いや、1人で十分だ。近くをぶらつくだけだし。」
「危ないですよ。では警護の物をつけましょう。」
「いっ、いい。やっぱりいい。お休みなさい!」
これ以上話をしたらデリケートな俺の心臓が壊れてし
まう。こうして俺の通算24回目の脱出は失敗。
ああ 今夜も眠れそうもないなあ〜

叔父さんが倒れたとの知らせに慌てて故郷に戻った俺
を待っていたのは叔父の秘書という男。
あれよあれよという間に俺は県議会選挙に出るはめに
なっていた。
叔父の地盤を引き継いで議員になれというのだ。
あげくに倒れたはずの叔父はピンピンしているじゃな
いか。この叔父は国会に進出するという話。
でも地元とのつながりはそのままにしたい。
その為に俺がかつぎだされたという訳だ。
でも俺は議員になるつもりは毛頭ない。
叔父が元気ならすぐに東京に戻ろうと思った。
ああ、それなのに。。

「冗談じゃない!俺は東京に帰るんだ。」
「選挙まであと少しなんです。無理です。」
「俺は議員になぞなりたくない!」
「しかし、先生はあなたにそれをお望みです。」
「どうしてもっていうなら力づくで止めてみろ!!」
こんな細い、女みたいに奇麗な顔の奴、つきとばした
らそれまでだと思った。ところが。。。

「これだけ言っても理解していただけませんか。では
身体に理解していただくまでです。」
突然床に押し倒された。
頭を床にぶつけてクラクラする。あー……
めまいがしてポーッとしている内に服が剥ぎ取られて
いた。抵抗する間もなく唇に柔らかい物の感触。
何かが俺の口の中に侵入し、クチュクチュと俺の舌に
柔らかくて暖かい物が絡んでくる。
それがこいつの舌だと気付く頃には頭の中は沸騰寸前
冷たい手が俺の下半身の分身をつかんでいる。
さすり、しごかれる感触に背筋がゾクリとした。
抵抗したくても頭は沸騰、身体はぐんにゃり。
「ここは素直ですね。ほらもうこんなに。」
笑いながら奴が言う。悲しいことにその通りだ。
俺はもう爆発寸前までに膨れあがっている。
先端はもうビショビショだし。
「ぐっ」想像もしていなかった。
とんでもない場所に何かが入ってきている。
我慢できそうもない圧迫感と何とも言えない脱力感。
「うっ、はぁあ」指だ。これは人の指!
しかも本数が増え、中を掻き混ぜている。
「あなた素質ありますよ。政治もこれ位向いていると
私も楽が出来ますけど。」
耳元でくすりと笑う声。
「ひっ、あっ、あぁぁ」侵入する大きな熱い固まり。
俺は意識を手放した。もう耐え切れない。。

あれから奴は俺を好きなように扱う。
夜も勉強と称し、県政の歴史やら条例を説明し、それ
が終わると俺を抱く。
今では俺も退屈な勉強の後のご褒美を待つ始末。
あげくに何の因果か選挙に当選する始末。
明日から俺は議員のたまごだよ。とほほ
「ミハル、一緒に日本の未来を育てましょう。」
耳元で俺を狂わした悪魔の様な秘書がささやく。
「私はあなたを育てます。かわいい人。」
はん!かわいいなんて言われる日が来るなんてな。
まあ、いいか。
もう少しこいつについていこうかな。
日本の未来はどうでもいい、。
だがこいつと俺の未来には興味あるからな。

《コメント》
>鬼畜秘書は勿論京介です。(笑)
久々のお蔵出しは政治家モノ。う〜ん、芸風(?)が広い!
で、深春受…凄いよな〜、京介。
で、叔父さんと言うのが神代教授だったりするんでしょうね?
そして蒼が第2秘書で二人して深春を甚振る、と(爆)
壁紙、一寸遊んでみました。「七光り」から洒落で…。



未来へと続く道

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