門松になった熊

買い物から戻ってきた蒼がふさぎこんでいる。
年末最後の買い物で大きいデパートに行ったから疲れ
たのだろうか? いや あの顔はふてくされてる顔。

「蒼 いいかげんにしなさい。」京介が軽くたしなめ
たが蒼の態度は変わらず。
「何があったんだよ?」京介に尋ねると苦笑しながら
教えてくれた。
デパートの玄関に飾られた大きい門松がうらやましい
のだそうだ。
神代先生の家の玄関にも門松位飾ってあるさ。
でもそれは町内会で配られた細い松の枝。
しかし門松なんぞうらやましいと思うような物か?
「うーん」でも大きな門松なんぞ買う金は無いぞ。
さて どうしたものか。。

「おおい 蒼 これでどうだ?」
蒼の前に出ると驚いた顔。
そりゃあ そうだろう。
緑色のTシャツに黒い綿パン。
下半身は松の枝で作った腰みのもどきを巻いてみた。
一応門松のつもりなんだが。。(汗)
「すごい デパートのより大きいよ。」
はしゃぐ蒼。スケッチブックまで持ち出して俺の門松
姿を写生するというのでしばらく直立不動状態。
ああ どうして俺はこんなに蒼に甘いんだろうか。。

「はあ やっと座れる。」
蒼を寝かしてやっと座りこむ。
俺の横に京介が座り、ぼそりとつぶやいた。
「辛くない 深春? ずっと刺激されて。」
やばい ばれてるぞ。
松の枝がちょうど俺のアソコに当たり、ちくちくする
感触をこらえていたら愚息が熱くなってしまったこと
に気付かれるとは!

「おい 何をするんだ。」
京介の白い細い指がそっと侵入してくる。
「この状態で辛かっただろ。」
「こら さするな 馬鹿」
「そう? ほらこんなに濡れてるよ。」
「あっ だめだ  うっ 出るだろうが」
「そうだね 服を汚すのは良くないね。脱ごうか」

あっという間に2人共全裸。手慣れたもんだ。
だが今日はちよっと違う。
俺の身体を揺さぶるのは京介。
深く京介を受け入れた俺はもうかすれ声をあげる余裕
すら無い。
俺の中で弾けた京介を感じ、俺も達してしまう。
はは この感触が癖になったらどうしてくれるんだ。

翌日だるい腰をさすりながら起きた俺を待っていた物
というと。。。
松の枝を腰につけたひょうきんな顔の熊の絵。
おいおい これはないだろうよお。
こんないいモデルをつかまえて熊の絵か 蒼!
横を見ると澄ました顔の京介。
なんか身体から力が抜けたぜ。とほほ。。。
《コメント》
クリスマス企画分を受け取って間もなく戴いた品です(爆)
葡萄瓜も早く書かねば…と思いつつ、今頭の中にあるのは
『書き初め』だったりします^^;
積極的な京介が、そそりますね。

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