わななく質問
静かな年末。一応大掃除も終えたけど、京介の場合は
掃除というよりは物を移動しただけってとこかな。
少しは物を捨てるってことも覚えた方がいいと思うんだけどねえ。
先生の家で過ごす年末。あと数時間で新しい年。
しかも新世紀だ。なんかわくわくするよ。
「なんかゲームでもしないか。」先生の目が怪しい。
なんかとんでもないことを企ててる目だよ。
「何しますか?先生。」深春がすぐにその気になってるよ。 知らないからね?カモになっても。
「じゃあ、質問するよ?蒼!」
やけに楽しそうな先生の声。
じゃんけんで負けたのは僕。妙なゲームに つきあう事になってしまった。とほほ。。。
仕方なく目隠しされて布団の上に横たわる。
何をされるか分からないのはこわい。 でも爼の上の鯉だもんな 今の僕。
「うっ」誰だ?僕の唇を奪うのは。
柔らかな舌が僕の口の中に侵入し逃げようとする僕の舌にからみつく。。。
「あっ、むぅう」もう身体がぐにゃぐにゃだ、僕。
「だめだなあ、時間切れ。今のは深春だよ。」
京介の笑い声。なんか僕ってみんなのおもちゃ状態?
「はあ…あん…もうだめだよ。」 たまらずに悲鳴をあげるけどまだ許してもらえそうもない。
いつのまにか全裸にされた僕。 僕の身体の上を30本の指が、3枚の舌がうごめいている。
「1度も正解してないぞ?蒼。」
あん!誰かが僕をくわえている。
先端を舌でつつかれ激しく吸われてもうたまらない。 「ほら?この乳首をいじっているのは誰だ?」
そんなこと言われても思考能力なんかないよ。
誰の指?僕の中をうごめくいたずらな指は誰の?
本当に僕をいじるのは3人だけ? もっと沢山の人の視線を感じるのは気のせい?
僕淫乱なのかなあ?すごく感じてとろけそう。。
「あ、はっ・・、はあ…もう」
「どうしたい蒼?蒼の言う通りにしたげるよ。」
「お願い。。もうきて・・・熱いよ。。」
腰をゆらしてお願いしてしまう。
あさましいかもしれないけどもう変になりそう。
「いくらでも運んでやるよ。天国に。」
あっ!今僕をつきあげるのは深春。
胸をいじるのは多分京介の繊細な指。 そして僕の股間をなめまわすのは先生の舌。
でもまだ答えは言わないよ。
もう少しこのままゲームを楽しもう。
そう、こんな新しい年の迎え方もいいかもしれない。
《コメント》 >うっ、蒼が受開眼(笑)
>とんでもない新年の迎え方ざんすね。。。 バレンタインに振ったネタを大晦日に持ってくるか… しかもどんどん新境地(爆) 何でもありな闇鍋に相応しい大晦日ネタになりました。