うーん 困ったなあ 神代は悩んでいた。
教えてやるのは年長者の自分の役目とはいえ、こんな
事をどうあいつに伝えればいいのだろうか。
自分はどうだったろうかと過去を回想したが、どうも
記憶にない。友達の中で兄貴を持つませた子からいつ
のまにか伝わってきたとは思うのだが。。
朝早くに風呂場でなにやら洗濯をしている京介に気付
いたのは10日前。最初はそれの意味が分からなかっ
たが何度か続くうちに見当がついた。
身体が大人になってきている証拠であり、別に恥ずか
しいことではない。ただそれをどう京介に伝えればよ
いものか神代は考え込んでいた。
「まあ 手っ取り早く教えるとすれば。。。」
京介は寒さを感じて目が覚めた。
人の気配もするし、なんかくすぐったい。
「先生 何してるんですか?」
「おまえもそろそろ知った方がいいだろう。」
そう言いながらも神代の手は京介の股間をまさぐって
いた。
「やめてくだ・・・ あっ」今まで感じたことのない
感触に身体がぴくりと震えた。
「若いのはいいなあ 敏感で。」
「やめて やめて先生。うっ うっ。。」
身をよじりあえぐ京介は凶悪な位にかわいい。
思わずごくりとつばを飲み込むと神代は最後の仕上げ
とばかりに手に力を加えた。
リズミカルにそして強弱をつけ京介を追い上げていき
その巧みな動きに京介は果てた。
「おまえも大人だな。」
「先生。。 もうなんてことをするんですか。」
「京介も毎朝こそこそ洗濯するのは疲れるだろ。」
「・・・ 知っていたんですか。」
「みんな通る道だしな。」
あっさりとそう言い、部屋を後にした。
「くそお こっちが収まりつかなくなっちまった。」
神代のぼやきを京介が知るよしも無かった。。