なんでこうなる!!
平和な日曜日の夕方。
俺は神代先生の家で夕飯を御馳走になっていた。
先生はTVの大相撲に夢中。
「そこだ。そこで押すんだ!」と食事も上の空で応援
してるもんで京介はご機嫌斜め。
「先生!」ついに耐えかねた京介が先生に声をかける
のと同時に蒼がぽつりとつぶやいた。
「コノヒトタチ、ナニシテルノ?」
頭の上に出ていた(と思われる)角をひっこめた京介
が答える。
「この人達はお相撲をする相撲取りなんだよ。」
「ナンデコンナカッコウシテルノ?ハダカ??」
どうやら蒼は相撲そのものよりも彼らの褌スタイルに
疑問を抱いた模様。
「あれは褌という物で、昔の男の人の下着なんだ。」
すると蒼の奴、今度は俺の方を向いてこう言った。
「ミハルハアレ、キタコトアル?」
「はあ そんな訳ないだろうが、聞くなら先生だ!」
年寄り扱いされたのかと憮然と答えると先生も負けず
に言い返す。
「ば、馬鹿。俺だって着たこと・・・ うん?」
急いで部屋を出て行く先生。
しばらくすると手に何やら白い物を持ってきた。
「じいさんの形見の褌があったんだ。深春着ろや!」
「へっ? 何で俺が?」
「この中ではおまえが一番似合うだろうが。」
冗談じゃない。断ろうとしたが期待に燃える蒼の目を
見たら断れない。泣く泣くモデルをするはめに。。
最初は下着の上からと懇願した。
しかし、子供に正しい知識を身につけて欲しいからと
却下され、下半身裸の何とも恥ずかしい格好をさらす
はめに。
「いいか、蒼、これをこうしてだなあ」
先生の褌着用講座が開始。
内股を先生の指が触る。うっ、下半身に熱がこもる。
これはまずいだろうと必死に九九を頭の中で唱えた。
どうにか褌を着ることが出来た時には全身汗まみれ。
納得したのか蒼はにっこりほほ笑み、「アリガトウ」
とお礼を言ってくれた、その言葉でこんな恥ずかしい
格好したことが少し報われるぞ。
その夜、ぐっすり寝ている蒼の隣の部屋。
先生と京介に押し倒される俺がいた。
「コッ、コラッ! 2人とも落ち着けよ。」
「あんなかわいい姿見せ付けたくせに。」
「全くだ、熊はこれからずっとあの姿でいろ!」
無茶言わないでくれ 先生。(泣)
2人がかりで俺の服を脱がせ、乳首を吸われ下半身を
いじられ、もう一触即発状態の俺。
さあ挿入と思いきや。。
「うっ、あぁ・・・」
組み敷かれて甘い吐息をもらす俺。
俺の上で、俺のことを貪り食うのは先生。
「おう、いいぞ熊。おまえは締まりがイイ。」
「ああ、深春。すごく大きいね。」
そして俺の下でうめき声をあげる京介。
先生が動く振動が俺を通して京介に伝わるのか?
先生がうめく。俺がのけぞる。京介が俺の肌に赤い爪
の跡をたてる。
途方もない快感にとらわれた一夜だった。
翌朝、朝食の席でのこと。
蒼が突然、「昨日みんなが僕をのけ者にしたあ。」と
泣き出した。何事かと思うと一言。
「みんなで裸でお相撲してずるいよ。蒼も仲間に入れ
てくんなきゃ厭だー!」と泣きわめく。
必死になだめる京介。ひきつった顔の先生と俺。
そこに蒼のなんともピントの外れた怒り声。
「お相撲するなら褌しなきゃだめなの!!」
蒼よ、おまえが怒るのはそのせいか?
そんな蒼の言葉に先生がつぶやく。
「まあなあ、尻のとこだけずらせば入るかも。。」
あれから俺は神代家には行っていない。
今度行ったらMY褌がありそうな厭な予感。。(汗)
《コメント》
>ああ…あんなすてきなイラストでこんな話を。。
>バチ当たりそうです。すみません、dさま。。
其れを『書きましょうよ』と唆したのは葡萄瓜です。
しかも丁度折り良くこんな壁紙を入手しているし…。
因みに其のイラストとは、アリヒムの褌姿だったりします。 |