「全くもう、あなたって人は」思わず出た罵声。
「こんなになってるじゃないか。もう。」先から出て
きた液を指でぬぐい、その指を見せつける。
「口では厭だって言っても身体は正直だよねえ。」
黙って聞こえないふりしてる。腹たつなあ〜
「ねっ 京介」
でも京介は反論出来ない。
身体は正直だ。下半身はもうはちきれそうなくせに。
目をふせてそっぽを向くその態度が気に入らない。
だからぎゅっと胸の乳首をつかむ。
驚いて目線を合わせる京介。
「酷いことされたいんでしょ。沢山してあげるから」
そうささやき耳たぶを甘噛みしてあげる。
さあ 楽しい夜はこれからだよ。
「ぅっ、はぁ・・」耐え切れなくなったよう。
後ろの蕾に入れた玩具が効いてきたのかな。
弱い振動しか与えないソレ。そんなものでは物足りな
いことは百も承知。
腰を揺らすのは僕を誘っているの?
「ひゃあ、あっ・・」いきなり玩具をMAXにすると
床をころげて快感にのたうち回る。
白い身体を真っ赤に染め上げて暴れる京介。
でも両手は後ろで縛られてるから自分では何も出来な
いんだよねえ。かわいそうに
「どうしたいの?自分の口で言って」優しくあやすよ
うに言うと僕のそばへ近寄り、その小さな口を開いて
僕をくわえてみせる。またひとつ賢くなった。
僕も玩具の動きを止めて引きずり出すことにする。
まだ萎みきらないそこに指を入れると熱い。
「は、はや・・早く一杯にして。」消え入るような声
のおねだり。
「判った。」我慢しきれないのは僕も同じ。
少し乱暴に身体をつなげると後は2人とも獣のように
何度も昇り、そして放つ。お互いに満足するまで。
「大丈夫?」つい心配で声をかけみた。
「平気。」たまには蒼に荒々しく抱いて欲しい日もあ
るさと笑ってみせる京介。
本当は身体が辛いと思うけど。
こうして毎月恒例、月に1度の何でもおねだりアリの
夜は終わった。今度は僕の番だな。
さて、誰に何をおねだりしようかな。